お酒に対する強さを知るための方法としてアルコールパッチテストというものがあります。
これは比較的短時間でお酒に対する体質を知る事ができます。
簡単に検査する事ができるのもメリットです。
そんなアルコールパッチテストは陽性だと肌の色は何色になるのでしょうか?
アルコールパッチテストについて色々と調べてみましたのでよければ見ていってくださいね。
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アルコールパッチテストで陽性だと肌の色は何色になる?
アルコールパッチテストはアルコールに対して適応性があるかないかを調べる事ができます。
もっと分かりやすく書くと“アルコールを分解しやすい体質かどうか”が分かります。
その判断基準となるのは“肌の色”です。
アルコールパッチテストで陽性になると肌の色は赤くなります。
では何故陽性になると肌の色が赤くなるのでしょうか?
アルコールを摂取した時、アセトアルデヒドが発生します。
アセトアルデヒドは顔が赤くなったり頭痛や吐き気といった不快な症状が現れる原因です。
このアセトアルデヒドを分解してくれるのがアルデヒド脱水素酵素(ALDH2)です。
アルデヒド脱水素酵素の活性が弱い、または欠けている場合、体内にアセトアルデヒドが体内に蓄積しやすくなります。
つまりお酒に弱い体質、下戸という事になります。
アルデヒド脱水素酵素の活性が強いか弱いかで下戸か酒豪かなどが分かるのです。
ただ、アルコールパッチテストでは皮膚にアルコールを付けて検査します。
なので上記の反応は一見関係なさそうですよね。
しかしアルコールは皮膚にあるカタラーゼによって酸化してアセトアルデヒドが生成されます。
皮膚でもアセトアルデヒドが発生するため、お酒を飲まなくても陽性だった場合は赤くなるというわけなんですね。
アルコールパッチテストの判定は陽性・陰性の2つじゃない?
検査をした後、結果としてよく耳にするのが陽性・陰性という言葉ではないでしょうか。
しかしアルコールパッチテストは陽性と陰性の2つではありません。
アルコールパッチテストでは7分後、そして場合によって更に10分後に肌の色を観察します。
それはその時の状態によって以下のタイプに分かれるからです。
肌の色に変化なし:ALDH2活性型
アルデヒド脱水素酵素の働きが強い、つまり体内でアルコールを分解する力が強いタイプです。
剥がした直後に肌が赤くなる:ALDH2不活性型
アルデヒド脱水素酵素の活性が弱いのでアルコールが分解されにくいです。
このタイプはまったくお酒が飲めない下戸体質です。
10分後に肌が赤くなる:ALDH2低活性型
アルデヒド脱水素酵素の働きが悪いタイプです。
体内でアルコールを分解する力が弱いので、お酒を飲むと頭痛や吐き気などを引き起こします。
完全に下戸と呼ばれるのはALDH2不活性型の人ですが、ALDH2低活性型の人も要注意です。
「ALDH2低活性型で下戸じゃないからお酒が飲める」と思って無理して飲まないようにする必要があります。
また、アルコールパッチテストは100%正確というわけではないので、その点も頭に入れておきましょう。
まとめ
アルコールパッチテストは陽性だと肌の色は赤くなります。
それはアルデヒド脱水素酵素の働きによるものです。
そしてアルコールパッチテストでは3種類の判定結果が出ます。
自分がどのタイプか把握しておく事は大事ですが、結果が100%正しいとは限りません。
あくまでも参考程度にし、無理のないようにしてくださいね。
ところで、アルコールパッチテストでALDH2不活性型と出て下戸体質だと分かっても、お酒を飲めるようになりたいと思いませんか?
今回紹介するこの方法はそんな人にこそおすすめです。
なんとこの方法はお酒を飲む前にある事を実践するだけ!
それでお酒を飲めるようになります。
しかもただ飲飲めるようになるだけでなく楽しく飲めるんです。
悪酔いする事なく楽しくお酒を飲めるようになりたいならおすすめですよ。