お酒に強い人がいる一方でお酒に弱い、いわゆる“下戸”の人もいます。
ところで“お酒に強い人は麻酔が効きにくい”という話があります。
これを逆に考えると“下戸は麻酔の効果が効きすぎる”という事になります。
果たして下戸だと麻酔の効果が効きすぎるのでしょうか?
下戸と麻酔の関係性について調べてみましたのでよければ見ていってくださいね。
下戸と麻酔の関係性はある?下戸だと効果が効きすぎる?
手術をする時に麻酔を使う事がありますよね。
麻酔のおかげで手術中の痛みを減らす事ができます。
そんな麻酔に関してですが、お酒に関連したとある話があります。
それは“お酒に強い人は麻酔が効きにくい”というものです。
実際にお酒を毎日たくさん飲んでいる人は、全身麻酔の時に使う鎮静剤(眠り薬)や鎮痛剤(痛み止め)が余分に必要だという事が知られています。
また局所麻酔であっても、常にアルコールを飲んでいる人では効きにくいという報告もあります。
ただし要因としては個人差の方が大きいです。
全身麻酔においては問題になるレベルではないですし、局所麻酔でも環境による影響の方が大きいようです。
環境とはどういう事かというと、例えば虫歯の周囲の炎症(腫れ)が強いなどです。
また、逆に下戸だから麻酔が効きやすいというわけではなく、これも個人差や環境による影響の方が強いといえるでしょう。
個人差を考えず、お酒に強い人は麻酔が余分にいるという事“だけ”を見ると、見方によっては下戸の方が効果が効きすぎるといえるかもしれません。
ただしそれが基本的な量であり、麻酔が効きにくい人は“基本的な量+α”を使用しているという事は念頭に置いておきましょう。
そもそも下戸の原因は何?
そもそも下戸かどうかは何によって決まるのでしょうか?
その答えは遺伝によるものが大きいです。
アルコールはアルコール脱水素酵素(ADH)の作用でアセトアルデヒドに変わります。
更にアルデヒド脱水素酵素(ALDH)の作用で酢酸に変わります。
ALDHの働きが弱い人は悪酔いや顔を赤くする原因物質であるアセトアルデヒドの分解が遅いです。
そのため、アセトアルデヒドが身体の中に残りやすくなってしまいます。
そしてADHやALDHといった酵素の働きは遺伝的に決まっています。
なお、余談ですがALDHの働きが弱い人は日本人の40%を占めるといわれています。
お酒に弱い人はそれなりにいるという事ですね。
まとめ
お酒に強い人は麻酔が余分に必要となる場合があります。
下戸と麻酔の直接的な関係性があるとは言い切れないと思われます。
お酒に強い人は麻酔が多く必要→下戸はお酒に強い人よりも少ない麻酔で効く→麻酔の効果が効きすぎると変化していったのかもしれません。
実際にはお酒に強い人麻酔が余分に必要になる事があるだけで、下戸の人に使う麻酔の量は一般的な量です。
下戸だからといって麻酔が特別効きすぎるという事はないというわけなんですね。
ところで下戸だとお酒を飲む場などで困った経験はありませんか?
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