毎日お酒を飲んでいる人が楽しそう、付き合いで毎日飲まないといけない・・・。
そんな人もいるのではないでしょうか。
しかし下戸の人の場合はお酒を積極的に飲もうとしませんよね。
下戸だと毎日飲むのは無理なのでしょうか?
下戸だけど毎日飲みたい人はどうすればいいのでしょうか?
これらの点について調べてみましたのでよければ見ていってくださいね。
下戸だと毎日お酒を飲むのは無理?
結論からいうと、下戸がお酒を毎日無理して飲んだり大量に飲むのはおすすめしません。
そもそも下戸の原因は両親からの遺伝が関係しています。
遺伝による体質なので毎日お酒を飲んだからといってお酒に強くなる可能性はかなり低いです。
また、アルコールを分解する際に“アセトアルデヒド”という毒性のある物質が発生します。
アセトアルデヒドは分解されるまでに血液に吸収され、体の中を回ります。
アセトアルデヒド自体はアルコールに比べて体内に残る時間は短いです。
お酒に強いタイプの人は速く分解できるので影響を受けにくいのです。
しかし、下戸の人はアセトアルデヒドの分解が遅い事があります。
そのため色々な臓器に影響が出やすいのです。
その影響は意外と強く、食道がんや咽頭がん、大腸がん、肝臓がん、乳がんなどのリスクも高まってしまうのです。
お酒に強い人と下戸の人が同じ量を飲んだ場合、当然ながら下戸の人の方がこのリスクが高いといえます。
しかしその一方で、お酒はまったく飲まないよりは少しだけ飲む方が健康にいいといわれています。
1日平均のアルコール摂取量が、
男性:約10~20g
女性:男性の約半分
以上の場合が最も死亡率が下がるという結果が出ています。
ちなみにアルコール20gとは、
ビール:500ml
ワイン:グラス1杯程度
焼酎(25度):約100ml
ウイスキー:ダブル
日本酒:1合
程度です。
飲めそうであればこの量を目安に飲んでみるのもいいでしょう。
しかし下戸は本来はお酒をほぼ飲めない体質ですので、無理をしないようにしてくださいね。
下戸だけど飲みたい人は…
下戸だけどお酒を飲みたいという人は対策をするようにしましょう。
あらかじめ食べておく
胃に何か入れておけばアルコールの吸収がゆっくりになります。
吸収がゆっくりになれば悪酔いしにくくなるので、必ず食べてからお酒を飲むようにしましょう。
乳製品や肉類、枝豆などは事前に食べたり飲んだりすると酔いにくくなると言われています。
酔いが回りにくいお酒を飲む
クエン酸は肝臓機能を高めてくれます。
クエン酸はグレープフルーツやオレンジに含まれています。
なのでこれらを使ったサワーなどを飲むようにしましょう。
他にもお酒と同量の水を飲むといった対策も効果的です。
これはあくまでも悪酔いしないための対策であり、この対策をしたからといってお酒がたくさん飲めるようになるわけではありません。
くれぐれも無理をして飲まないようにしてくださいね。
まとめ
下戸は遺伝が要因で飲めない体質です。
そのため毎日飲むのは無理な可能性が高いです。
その一方、少しだけ飲むのは健康に良いという話もあります。
しかしだからといって無理に飲むのはやめた方がいいでしょう。
飲む場合は空腹時を避けるなど、対策をしっかりとしてから飲むようにしてくださいね。
とはいえ、下戸だからといって対策をたくさんするのは面倒ですよね。
そこでこれまでに紹介した対策よりも簡単にできる方法を紹介します。
この方法はなんとお酒を飲む前にある事を実践するだけ!
それでお酒を楽しく飲めようになるんです。
気軽に楽しくお酒を飲めるようになりたいならおすすめですよ。