よく“下戸は甘党”って言いますよね。
これはお酒が飲めない、いわゆる下戸の人は甘いものが好きという意味です。
実際に下戸だと甘党の人は多いのでしょうか?
また、何故下戸だと甘党と言われるのでしょうか?
その理由について調べてみましたのでよければ見ていってくださいね。
Contents
下戸だと甘党の人は多い?
結論からいうと下戸の人だから甘党の人が多いというわけではないようです。
実際、お酒をたくさん飲む人でも甘党だという人は大勢います。
では、何故下戸は甘党と言われるようになったのでしょうか?
その理由としていくつかの説があります。
みりんを飲んでいたから
昔、お酒が飲めない人は飲み会でみりんを飲んでいたそうです。
甘いみりんを飲む→甘党となったとの事です。
著名な歴史上の人物に“下戸で甘党”の人が多かったから
例えば薩摩藩藩士の西郷隆盛がそうです。
鹿児島出身なのでお酒が大好きというイメージがあるかもしれませんが、実はお酒が飲めなかったそうです。
そして甘い物が大好きだったそうです。
また、芥川龍之介も自身の小説に下戸で甘党である事を書いています。
他にも織田信長や日本海軍の日本海軍の第26、27代連合艦隊司令長官の山本五十六なども下戸で甘党だったという説があります。
平地の門を守る兵士に甘い物を配っていたから
中国の万里の長城を建設する際に寒い上の門(上戸)を守る兵士にはお酒を配り、寒くない平地の門(下戸)を守る兵士には甘い物を配ったという話があります。
この話が由来となったいう説です。
このような説が広まっていき“下戸は甘党”という言葉が浸透していったと考えられています。
甘党の上戸は多い?
では甘党だという上戸の人は多いのでしょうか?
お酒を飲む人達の中には甘い物が好きだという人も多いようです。
例えば、
・芋焼酎に黒糖かりんとう
・日本酒に大福
・ウィスキーやブランデーにチョコレート
といった組み合わせで飲む人もいるそうです。
ただし日本酒やワイン、ビールなどの醸造酒にも糖分が多く含まれています。
お酒を飲むと血糖値が上がります。
そんな時に甘い物を食べると血糖値が更に上昇してしまいます。
甘い物を食べる時は、飲んでも血糖値の上がらない焼酎やウィスキー、ウォッカなどの蒸留酒にしましょう。
またはお酒を飲んだ後に食べるといいでしょう。
何故かというと、アルコールを肝臓で分解するのに糖分が消費されるからです。
そのためお酒を飲んだ後は体から糖分が一時的に少なくなります。
お酒を飲んだ後は、はちみつなどの良質な糖分を摂取するようにしてみてくださいね。
まとめ
下戸は甘党と言われますが、実際にはそうでもないという人も大勢います。
こう言われるようになった説は複数ありますが、それらが広まっていった結果だと思われます。
また逆にお酒が飲める上戸の人にも甘い物が好きという人はたくさんいます。
なので下戸だから必ず甘党というわけではありません。
そしてその逆で上戸だから甘い物が好きじゃないというわけではないという事ですね。
ところで下戸の人でお酒を飲めるようになりたい!と思っている人はいませんか?
今回紹介するこの方法は「下戸から脱却したい!」という人におすすめです!
なんとこの方法はお酒を飲む前にある事を実践するだけ!
それでお酒を飲めるようになるだけでなく楽しく飲めようになっちゃうんです。
楽しくお酒を飲めるようになりたいならおすすめですよ。