アルコールパッチテストはアルコールに対する体質を知る事ができるものです。
簡単に短時間で行えるので気軽にテストができます。
そんなアルコールパッチテストですが、かゆい事はあるのでしょうか？
また、もしもかゆくなることがあったらやめるべきなのでしょうか？
アルコールパッチテストとかゆみの関係について調べてみましたのでよければ見ていってくださいね。
アルコールパッチテストでかゆい事はある？やめるべき？
まずアルコールパッチテストがどのようなものか簡単に説明します。
アルコールパッチテストは、消毒用エタノール(アルコール)を染み込ませたガーゼを一定時間皮膚に貼り付けて行います。
その後の皮膚の状態を見ることで下戸体質なのか、お酒に強い体質なのかが分かります。
自宅にあるものでできるほか、専用のキットや病院などでも行えます。
そんなアルコールパッチテストですが、かゆい事はあるのでしょうか？
アルコールパッチテストで使う消毒用エタノールはほんの少量です。
なのでかゆくなる事はほとんどの場合ありません。
しかし中にはかゆくなる人がいるようです。
何故かというとアルコールアレルギーの可能性があるからです。
アルコールアレルギーと下戸って何が違うの？って思うかもしれません。
下戸はお酒を飲めない体質の事です。
一方、アルコールアレルギーはアルコール消毒やシャンプー、化粧品などに含まれているアルコールにも反応する事があります。
かゆくなった時点でアルコールアレルギーの疑いがあります。
なのでかゆくなったらアルコールパッチテストは中止し、貼っていたガーゼは取ってください。
そして確実な情報を得るために病院で改めて検査するのがいいでしょう。
下戸やアルコールアレルギーは治せる？
残念ながら下戸もアレルギーも根本から治療する方法や薬剤は今のところありません。
特にアルコールアレルギーは厄介です。
下戸は遺伝によるものが大きいので、最初に飲めないと分かったらその後もそのままという場合がほとんどです。
しかしアルコールアレルギーの場合は後天的に発症する人もいるといわれています。
後天的に発症する原因は今現在もはっきりとは分かっていません。
ただ“疲れ”や“ストレス過多”が原因で発症する人もいるといわれています。
アルコールアレルギーは一口でも、ひと塗りで呼吸困難や蕁麻疹といった重大な症状が現れるおそれがあります。
皮膚科を受診してアルコールアレルギーと診断されたら、アルコールを摂取したり接触しないようにする事が重要です。
様々な食品や製品にアルコールが使用されています。
パッケージの成分表示に記載されているので、必ず確認するようにしてください。
まとめ
アルコールパッチテストで使うアルコールは少量です。
赤くなる事はあってもかゆくなる事はほとんどの場合でありません。
ただしかゆくなる人もおり、その場合はアルコールアレルギーの可能性があります。
アルコールアレルギーは突然現れる事も多く、症状も呼吸困難や蕁麻疹など重大なものもあります。
食べ物や飲み物だけでなくシャンプーや化粧品などにも気を付けましょう。
もちろん下戸の人も体質的に飲めない体質なので、お酒を無理して飲まないようにしてくださいね。
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