お酒が飲めない人の事を下戸って言いますよね。
実際に周囲に下戸の人がいたり、自分自身が下戸だという人もいるでしょう。
ところで下戸に種類ってあるのでしょうか?
下戸の基礎知識について調べてみましたのでよければ見ていってくださいね。
下戸に種類はある?下戸の基礎知識!
https://news.livedoor.com/article/detail/13395262/下戸の中で細かく分類される事はあまりありません。
そのため下戸に種類があるというわけではなく、上戸と下戸で分けられるようです。
そもそも、お酒に強い人と弱い人(下戸)の違いはなんなのでしょうか?
アルコールは胃と小腸で吸収され、血管を通じて脳内に入ります。
これが“酔い”の状態です。
そしてアルコールは次の2種類の酵素によって分解されます。
・アルコール脱水素酵素
・アセトアルデヒド脱水素酵素
アルコールはまず脱水素酵素によりアセトアルデヒドになります。
アセトアルデヒドはアルデヒド脱水素酵素により酢酸になります。
そして最終的に水と二酸化炭素に分解されるんです。
アルコールには脳を麻痺させる作用があり、アセトアルデヒドは毒素です。
ちなみに酢酸は無害です。
これらの分解能力が高いか低いかどうかでお酒が飲める上戸なのか飲めない下戸なのかなど、タイプが分かります。
下戸タイプはアルコール分解能力は高いものの、アルデヒド分解能力は低いです。
意外ですが、酒豪並みにアルコールを分解して毒素であるアルデヒドを素早くたくさん作る事ができます。
しかしその毒素を分解する事ができないため、毒素が体内にどんどん蓄積してしまうんです。
飲んですぐに頭が痛くなったり嘔吐してしまうという人は下戸タイプの場合が多いです。
下戸タイプは脳貧血を起こす事もあります。
顔が赤くなった後に青くなったら脳貧血を起こしているサインです。
危険な状態なのでそれ以上は飲まない、飲ませないように注意しましょう。
下戸かどうかのチェック方法
下戸かどうかをチェックする方法があるので紹介したいと思います。
アルコールパッチテストはできます。
このアルコールパッチテストは自宅で手軽に行う事ができ、チェック方法の中では割と有名です。
用意するものは、
・絆創膏(またはガーゼとテープ)
・アルコール(度数70%以上)
です。
やり方は、
①絆創膏やガーゼにアルコール2~3滴を染み込ませる
②絆創膏やガーゼにアルコールを染み込ませ、腕の内側の柔らかい箇所に貼る
③7分経過後、一旦絆創膏を剥がして肌の色を見る
この段階で肌が赤くなっていたらお酒を飲めない体質です。
その場合はチェック終了なのでここで絆創膏をとりましょう。
肌の色が変化してなければもう一度絆創膏を貼り直し④に続きます。
④絆創膏を貼り直してから10分経過したらもう一度絆創膏をはがして肌の色を見る
この段階で、
肌の色が赤くなっている→お酒をまあまあ飲める体質
まったく変化がない→お酒を飲める体質
となります。
この方法は自宅で簡単に調べられますが、あくまでも目安であり正確ではありません。
より正確に知りたい場合は市販のキットを使ったり、病院でアルコール体質検査をしてもらいましょう。
まとめ
下戸が更に細かく分類される事はなく、上戸か下戸かで分類されるようです
下戸タイプはアルコール分解能力は高いです。
しかしアルデヒド分解能力は低いため、毒素を分解する事ができません。
下戸タイプの人は飲んですぐに頭痛や嘔吐だけでなく、脳貧血を起こすおそれがあります。
顔が赤くなった後に青くなったら危険な状態です。
それ以上は飲まない、飲ませないように注意してくださいね。
ところで「下戸だけど諦めたくない。思いっきりお酒を飲めるようになりたい!」と思いませんか?
そんな人にこそおすすめの方法を紹介します。
この方法はなんとお酒を飲む前にある事を実践するだけ!
それでお酒を飲めるようになるだけでなく楽しく飲めるようになるんです。
下戸だからと諦めたくない人におすすめですよ。